約 2,200,201 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/38317.html
登録日:2017/11/23 (木) 16 42 57 更新日:2023/02/24 Fri 10 33 04 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 ディスガイア ファントム・キングダム 悪魔 日本一ソフトウェア 魔王 魔界戦記ディスガイア 魔神 この項目では魔界戦記ディスガイアシリーズと深く世界観を共有するファントム・キングダムの悪魔についても触れる。 また、各作品の重大なネタバレを含むので、未プレイの方は閲覧注意。 主に魔界に生息する種族。大きく分けて戦士、魔法使い、僧侶といった人型キャラと、 妖霊族、猪人族、邪竜族といった魔物型キャラの二種類が存在するが、どちらも悪魔ということには変わりない。 『プリニー(罪人の魂が贖罪中の姿であり厳密には悪魔ではない)になり損なった魂から変質した』という説を持つ妖霊族や、 どう見ても悪魔っぽくない聖竜族が悪魔としてカウントされていることからわかるように、種族としての定義は非常に曖昧。 敢えて定義するなら、「魔界に住む人間、天使以外の知的生命体全般の総称」というところだろうか。 実際人間や天使が悪魔、あるいはそれに相応する存在になることは可能で、サロメとシードルは死後に紆余曲折を経て、 ヴェルダイムの人間たちは偽ゼノンの呪いによって、アルマースは称号を「悪魔見習い」に変えただけで悪魔化した。 ラハールの母は修行のために魔界へやってきた人間の魔女だが、人間をやめていたかどうかは不明(*1)。 寿命は人間に比べてはるかに長く、1000年生きた程度ではまだまだ子供として扱われる。 アクターレやヴァルバトーゼへの周囲からの対応を見る限り、少なくとも2000歳を目安に成人としている模様。 ぶっちゃけ、「人間の年齢×100≓悪魔の年齢」というイメージで大体合っている。 しかし実力主義社会でもあるため、3歳で父親の魔界を奪ったプラムのように、インパクトのある実績があれば若くてもある程度は認められる。 とりわけ力のある悪魔は『魔神』、魔界を統べる者は『魔王』、複数の魔界を統べる者は『大魔王』、やり込みの最果てに立ち塞がる者は『超魔王』と呼ばれる。 総じてパワーインフレが激しく、ドラゴンボールの世界観にもついていけるレベルである。惑星とか宇宙とかがしれっと壊されているなんてこともザラ。 ただし魔王の称号を得る上で、自身の統治する魔界があることは厳密には必須ではなく、 実際、大魔拳ゴルディオンやただのアホ魔帝ロイヤルキングダーク3世などのように、自身の統治する魔界を持たない魔王もいる(*2)。 ラハールとバイアス中ボスは翼を衣類に変化させることが可能で、この二人は実質的に上半身裸。 猫娘族に至っては、魔界戦記ディスガイア2にて、呪いによって猫娘族になってしまったホルルト村の住人の発言により、実質的に全裸だったことが判明した。 やっぱりフェリシアじゃねーか! 性格は基本的に破天荒かつ型破りで刹那的な快楽主義者が多く、悪行を好み、悪事を働くことを推奨する悪魔と呼ぶにふさわしい価値観を持つ。 「極悪非道」「卑怯者」などは褒め言葉として扱われ、何かしらの罪を犯して「前科」がつくのは名誉なことであるとされる。 ただ、一口に悪行を好むと言っても世界滅亡とかやらかす者から、ちょっとしたイタズラで満足してしまう者まで様々。 魔界戦記ディスガイア3では舞台が学園なのもあって、悪逆非道・傍若無人な者を『優等生』、逆に品行方正・清廉潔白な者を『不良』としており、善悪の概念は完全に逆転してしまっているようだ。 しかし、それゆえに悪魔たちはどこまでも自由で陽気で毎日を楽しく生きいるとも言え、その様は時に人間よりも人間らしく見えることもある。 なお、マオは当初「悪魔は孤独を大切にするべし」と語っているが、これは大きな間違い。 彼らの悪魔的な楽しい生活は他者との交流があってはじめて成立するものであり、孤独は悪魔にとってむしろ最悪の状態なのだ(*3)。 1000の魔王を虐殺し、『魔王神』の称号を欲しいままにしていたゼノンですら、孤独には勝てず何も知らぬ少女に転生してやり直す道を選んでいる。 ☆悪魔に愛はあるのか? おそらくシリーズのテーマの一つ。 結論から言うと、ディスガイアシリーズおよびファントム・キングダムの悪魔に愛はある。 しかし、悪魔たちにとって『愛』はやはり縁遠いものであるらしく、何らかの愛情に目覚めていてもそれを自覚していない、もしくは認めてない場合が多い。 例としてエトナをあげるが、彼女は死んだペットのお墓を作ってもらったことがきっかけで、 クリチェフスコイに対して強い敬愛を抱くようになったが、そのことをあまり自覚していない。 ディスガイアの追加シナリオ、エトナ編のエンディングでは、彼女は『結果的に自分がクリチェフスコイの遺言をかなえることができなかった』という事実を知り涙を流すのだが、 クリチェフスコイへの愛を自覚していなかったエトナはなぜ自分が泣いているのか理解できずに動揺してしまう、というシーンがある。 また、愛ゆえに味わう悲しみや苦しみになれておらず、一度それを味わってしまうとヤケを起こして激しく怒ったり、どこぞの聖帝よろしく『愛』全般に否定的になってしまう。 これはラハールが典型的な例。 ディスガイアシリーズおよびファントム・キングダムの悪魔が愛に目覚めるきっかけは主に、 ①人間(元人間も含む)と深く交流する。 ②①が可能な環境を含めた、通常の悪魔とは異なる環境で育つ。 の2つがある。歴代主人公(ファントム・キングダムの主人公ゼタも含む)は①がきっかけになっていることが多い。 わかりやすく、かつ極端な例はアデル。 彼はそもそも自分が悪魔であることを知らず、孤児である自分に家族として接してくれた人間たちが呪いで苦しむ光景を目の当たりにしながら育ったことにより、 多少好戦的すぎる面もあるものの、正義感が強く義理人情に篤い熱血漢という、シリーズで最も悪魔らしくない悪魔へと成長した。 上記のきっかけを経ているかどうかは不明だが、クリチェフスコイ、コガネスキー、ミッキー、ペタなど最初から優しさや愛を理解している悪魔や、 ラズベリルのように自発的に善行を積むようになった悪魔もごく少数ながら存在する。 彼らは自分の生き方を恥じることがほとんど無い。 他の悪魔からも変わり者扱いはされても迫害されるとかそんなことも無く、それどころか慕われていたり何らかの影響を与えていることが多い。 以上のことから、ディスガイアシリーズおよびファントム・キングダムの悪魔は、 『悪いことをする』のではなく『善悪関係なく自分のやりたいように自由に生きること』を重視しているようだ。 しかし、それゆえに非道な行いを平然とやってのけることもできる。 初代ディスガイアでゴツい天使天使長ブルカノが独善的な暴走を行ったのは、かつて彼が悪魔の邪悪な行いを目撃したことが遠因となっており、 結局のところ初代ディスガイアでのすべての元凶は『悪魔』だったのである。 最後に、比較的無害な悪魔を何名か記載する。 もしこの項目を読んでいるあなたが魔界に行ってしまうようなことがあれば、生き延びるために彼らを頼るのも手だろう。 ◆ディスガイアシリーズ ○ラハール 初代主人公。『魔界が人間の血で汚れるのが嫌だから』という理由でまず人殺しはしない。 ただし結構な寂しがり屋なので気に入られすぎるとどこぞの地球勇者のように家来にされてしまうので注意。 ○アデル 二代目主人公。上述の通り悪魔らしさ皆無なので一番安全な悪魔。 ○ロザリンド アデルの嫁。17年間本当の意味で箱入り娘だったため、あまり悪魔っぽくない思考の持ち主。 ○ラズベリル 3のライバルポジションの一人(ヒロインはアルマース)。魔界一の不良で基本的に善行しかしない。ピントはずれているが。 ○ヴァルバトーゼ 4の主人公。悪魔らしからぬ真面目で大人な人格の持ち主であり、頼られると嫌とは言わないお人好しな部分もある。 ○キリア 5の主人公。一見クールで取っつきにくい印象があるが、実際は非常に穏やかで心優しい性格。 昔は大分荒れていたらしいが、そんな印象は微塵も感じさせない。 ○ウサリア 兎兎魔界の若き魔王様。平和を愛する悪魔の理想郷を統治する魔王だけあって、とても温厚で純真な性格。 運よく彼女の協力が仰げれば、かなりの助けになるだろう。 ○ピリリカ 7のヒロイン。彼女の出身のワヘイ魔界は人情味溢れた平和主義者ばかりの魔界らしい。 ◆ファントム・キングダム ○ヴァルヴォルガ 上述の悪魔将軍ミッキーと、堕天使オルフェリア、凶獣ドライゼンからなる三位一体の魔王。『邪神』の称号を持つ。 意思決定権はあくまでもミッキーにあるため、ほか二人は怖いことを言ってるだけで基本的に何もしてこない。当のミッキーがヘタレなのが難点か。 追記・修正は悪魔を愛に目覚めさせてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] アデルは血が悪魔だったからヴェルダイムでも変化しなかっただけで、本人は人間だと思ってるのでは。というか親についてはパパママは結局黙ってて知らないよね? -- 名無しさん (2017-11-23 18 56 44) ↑うむ、アデルは現在に至るまで自分の境遇知らないハズ。まぁもしかしたら本編後に全部聞かされたかもしれんけど -- 名無しさん (2017-11-23 20 00 03) ↑漫画版では最後に教えられたっぽい -- 名無しさん (2017-11-24 00 33 15) これって別にアレだよね、一作目でテーマになってたから引き摺ってるだけで後のシリーズ見ても愛とか優しさは完全にただの個人差だよね。話に出てくる悪魔だけでもちゃんと理解してるのは沢山いるし、変な例だけどアクターレとか家族愛メチャクチャ大きいし -- 名無しさん (2017-11-24 22 32 26) 閣下は愛にあふれてるよな、魚強への -- 名無しさん (2017-11-25 14 37 39) 主人公なのに無害にカウントしてもらえなかったマオ様。まあ、仕方ないよね(ラスボスの末路を見ながら) -- 名無しさん (2017-11-26 12 59 35) 本来は愛に溢れた善良な種族なんだが、それだと世の中を生きていけないので、あえて悪の価値観を教育して悪ぶっているんじゃないかと思ってしまうときもある。 -- 名無しさん (2021-08-08 10 36 27) 感性や情緒は人間とあまり変わらんのだろうが、万年単位で生きる種族な上にガチの弱肉強食の世界だからねぇ……人間とかと仲良くなっても死に別れると拗らせ……小説版のゴードンみたいに死後魔界に呼ばれるだろうから問題ないか -- 名無しさん (2021-08-08 10 55 55) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ootto/pages/12.html
ランダム名 アーク アーチ アイゲンドルフ アイジャーン アイスバイン アイリス アウラ アキレス アクア アグリッパ アシッド アタナシア アッシュ アッロケン アデス アデュー アナスタシア アナベル アニムス アバドン アビゴル アマレット アミィ アモン アラゴルン アリア アリオン アルザス アルディス アルト アンスバッハ アントニオ アンドレアルフス アンナ 犬 イリス ヴァッサゴ ヴァピュラ ヴァレフォル ヴァレンシア ウィスカー ヴィッキー ウイング ウインディ ヴェッリエル ヴェパル ウォーレン ウラン エイダ エグゾセ エコール エスペランド エド エトランゼ エトワス エニグマ エミール エリアス エリゴル エリザベート エルスハイマー エルフリーデ エレーナ エンプレス オイディプス オウス オスマイヤー オメガ オラクル オリーブ オリアス オリヴィエ オリジン オリンピア オルガ オルソン オロバス カーサ ガーネット カーマライド カイザー カイル かがみもち ガッシュ ガデルエ カトリーヌ ガボット カラドク カルロス カレン ガロン ガンシップ カンパリ ギース キニーネ ギニヴィア キャロル ギャンビット キュラソー クエス クメール クライチェック クライテリア グラシャラボラス クラッチ クラリオン クリスティーン クリミナ グレート クレアトゥール クレフ クローク クローブ クロワゾンネ ケイト ゲゼルシャフト ゲネラルパウゼ ゲノッセン ゲラーテ ケンネル ゴーディ コーネリアス コーラング コスモス ゴモリー コルサージュ ゴルジュ コルネリアス サーフィス さくら ザビア サマエル サラファン サリア サリュート サンデー ジーザス シータ ジェーン ジェット シェリー ジェロニモ シグ シグマ ジグルト ジストマ ジム ジャスミン ジャッカード ジャッカル シャペロン ジャム シュー シューワン シュターデン ジョバンソン ジョン シリカ ジル シルバー ジン シンシア シンバル スージー スイート スカーレット スタウト スノッブ スフレ スブローザ セイメイ ゼオライト ゼット ゼネラル ゼパル ゼブラ 全力疾走 底力 ゾディアック ソナタ ソフィア ターボ ダイアナ タイタン タオ タミア ダミアン タムソン チャック ティーガル ディアナ デカラビア デボネア デューク デリア デルタ テレサ トーキー ドミタス トリストラム トリニティー トルソー ナディア ナポリタン ナポレオン ネスラー ネビュラ ノエル ハーケン バーサス ハインツ バカラ バギー バシン パヒューム パピルス ハヤテ バラード パラミリーズ バラム ハルク バルチス バルドゥル バルバトス パンチョ ピクルス ビショップ ビスマルク ヒッコリー ピンキー フールフール ファルコ フィー フィアナ フィクサー フェイ フォエニクス フォルネウス フォンデュ ブネ フランク フリードリヒ ブル フルート プルニエ フレイア フレデリカ ブレンダ ブロッケン ベーダー ベガ ベディヴァ ベラ ヘリオシス ベリタス ホカポンタス ポシェット ボス ボティス ボナパルト ボブ ポリー ポリアンヌ ポルカ ホン ポンチョ マイク マインドルフ マクシミリアン マグダレーナ マグノリア マズルカ マッジョーネ マティーニ マドンナ マリン マルス マルパス マンデー みかづき ミシア ミシェール 蜜虫 ミネルバ ミハイル ムース ムーチョ メダリオン メディア メロス モッコス モヒカン モラクス モンド ユダ ヨーク ラーンスロット ラーンソール ラオ ラッセル ラトナシア ラフィーネ ラムダ ラルフ ランラン リギア リゾット リモコン リリー リリカル ルーク ルナ ルフィーナ ルミナーラ レイア れいぞうこ レガシー レラジエ レリック ローザ ローズ ローズウッド ロータス ロックウェル ロミオ ワッフル
https://w.atwiki.jp/orenorpg/pages/38.html
タイトル 魔界戦記ディスガイア3 ジャンル シュミュレーションRPG 対応機種 PS3 扱い メインキャラクター(ストーリーに関係するキャラクターはメイク不可。ただし、スキル等は追加で覚えることも可能)戦闘で使用可能な汎用キャラクター(仲間)は数種類の職業・モンスターの中から作成可能である。 名前 ひらがな・カタカナ・漢字・英数で設定可能。 外見 職業及び性別ごとに固定であり、それらの中から選ぶことになる。なお、職業ごとにランクがあり、ランクに応じた色が6種類存在する。 性別 職業により異なるが、男女両方ある職業と男または女限定の職業もある。 武器 武器は全部で8種類(拳・剣・槍・弓・銃・斧・杖・モンスター専用)色違い含めそれぞれの武器にグラフィックが存在する。また、モンスター型の汎用キャラクターならば数ターン武器に変身して使用することができる。その際、モンスターの種族ごとに武器種類は固定である。 ボイス 職業及び性別により固定。掛け声程度のものである。 性格 ボイスがそのまま性格になっている。 仲間 仲間として戦闘に参加するキャラクターのみ、キャラメイク可能 育成 ステータス・アビリティ・スキル・アイテム能力を自由に育成可能 汎用キャラクター限定であるものの、メイキング・育成の幅は広い。しかし、メイクしたキャラクターがストーリーに介入することは皆無なので注意が必要。全ての職業が汎用的なスキル・魔法を自由に選択して習得できるため、特定の職業が弱いということはない。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/wsranking/pages/30.html
タイトルリスト 魔界戦記ディスガイア? 魔界戦記ディスガイア4 特徴 「相手の控え室のCXを山札に戻す」「自分の控え室のCX以外のカードを山札に戻す」といった効果が特徴的。 前者は、このタイトルに見られる「相手の控え室にCXが無いなら~」の効果誘発にも繋がる。 また、全色に自分のデッキを疑似リフレッシュするカードがある。 比較的回収手段が多く、ノンレストLv0集中や手札アンコール付与もある為安定して回しやすい。 エクストラパックによるカードプール増加により、それまで低水準だったパワーラインはある程度改善されたものの、 未だ汎用的なパンプをかけられる後列に乏しく、継続的に維持できるパワーラインは決して高いとは言い切れないので注意。 カード効果や豊富な回収手段を用いてカバーしていきたい。 トップデッキ 【赤緑_ラハール】? 各種「ラハール」?含みのカードを、姉御肌のプリニー?でパンプしつつ戦うデッキ。 キーカード 姉御肌のプリニー? 「ラハール」?含みのカードへの二重応援持ち。 プレイコストも0なので、多めに入れても問題ない。 その他のデッキ 【ソウルビート魔王型】?(赤黄) 魔王マオ?のソウルを活かして攻めるデッキ。 現状最も有力とされているものは、“世界で一番強いやつ”エトナ?のデッキトップ盛りで大量に盛った後、魔王マオ?の高打点で一気に止めを刺す型。 2枚回収できる超魔王ラハール?、“世界で一番強いやつ”エトナ?の効果を満たす為相手のCXを戻す効果を持つカードが必須となる。 キーカード “世界で一番強いやつ”エトナ? 相手の控え室にCXが無い場合、CIP効果で相手の控え室のカードを1枚デッキトップに乗せることができる。 他のカードの効果でCXを無くした後、超魔王ラハール?の回収を絡めて何度もプレイすることで、大量のカードをトップに乗せられる。 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/switchsoft/pages/2923.html
魔界戦記ディスガイア6 パッケージ版/ダウンロード版 SRPG 7,920円税込1.5GB シミュレーションRPG【魔界戦記ディスガイア】 最大レベルは9999から99999999へパワーアップ! 果てなき育成をお楽しみください! 【史上最凶のやり込みシミュレーションRPG!】 全世界累計販売本数450万本の史上最凶シミュレーションRPG『魔界戦記ディスガイア』シリーズ! 今度の魔界戦記ディスガイアは……異世界転生×ゾンビ×無限育成! 魅力的なキャラクター、ケタ違いのやり込み要素、自由自在のキャラメイク、爽快ハチャメチャなストーリーをお楽しみください。 【今度の魔界戦記は『異世界転生×ゾンビ』!?】 最弱のゾンビである主人公【ゼット】が、妹の【ビーコ】を救うため、魔界を滅ぼそうと暴れまわる破壊神を倒すため奮闘する物語。 ゼットは破壊神に挑む力をつけるべく、死ねば死ぬほど強くなる秘法『超転生』を繰り返し、数多の異世界を渡り歩くことに! 人間界、魔界、ミュージカル界にSF界、魔法学校界まで? 一癖も二癖もあるユニークな異世界で仲間を従え、最強の破壊神へ挑みましょう! 【ケタ違いの育成 やりこみ要素!】 キャラクターの最大レベルは99999999! RPGの常識をブチ破る!最大ダメージ99999999999999999999! 最大所持金は9999999999999999!余裕の国家予算越え! 自分だけのキャラクターやお気に入りの武器を無限に育成できる底なしのやり込み要素をお楽しみください! メーカー 日本一ソフトウェア 対応言語 日本語 配信日 2021年1月28日 CERO C セクシャル 対応ハード Nintendo Switch セーブデータお預かり 対応 対応コントローラー Nintendo Switch Proコントローラー, プレイモード TVモード, テーブルモード, 携帯モード プレイ人数 1 人 戦闘やマップ移動のクソ重以外の批判点が見つからない感じだけど アップデートでクソ重改善してくれんかな 動作優先設定でも重くて困る -- 名無しさん (2021-01-29 15 03 57) と思ってたが公式サイト見たら アップデートで描画周りを改善予定だそうでひとまず安心 -- 名無しさん (2021-01-29 16 59 53) ディスガイアRPGユーザー向けに オート入れたのが間違い -- 名無しさん (2021-02-16 15 31 32) ホロライブコラボで3Dモデルわざわざ作ってキャラ用意するぐらいなら その分を既存キャラに回してくれよ… 前作では居た推しが今作に出ないとかふざけんなよ… -- 名無しさん (2021-02-27 05 49 21) シーズンパスがぼりすぎやろ…… 前作より、キャラ減ってるぞ。 これなら5の方が面白い。 -- 名無しさん (2021-02-27 09 51 58) 後半のステージ以降はオートにしてるとたまに「自動戦闘を停止しました」とか言うメッセージが表示されて 自動戦闘が止まることが多い、 あれどうなってんだろ オート解除して手動で敵を狙おうとすると狙えるから「このままオートで動いたら攻撃してくれるやろ」と思って オートを再開しても 全員棒立ちで動かないとか言う謎現象 あと周回オンオフがマイナスボタンとか何であんな位置にしたんだろうか くっそ押しにくい -- 名無しさん (2021-03-15 01 27 05) シナリオ雑よな -- 名無しさん (2021-03-23 01 37 38) ファントムシリーズも含めて、ずっと追ってきたシリーズだけに今回の出来は、悲しくなってくる。もうディスガイアシリーズはおしまいかもしれん。初代のリファインの時点で嫌な予感はしてたが。5の完成度が素晴らしかっただけに本当に残念。 -- 名無しさん (2021-05-15 17 02 03) 今作の新規層狙いで、シリーズファンを蔑ろにするやり方には怒りしか覚えない。 -- 名無しさん (2021-05-15 17 03 42) ストレスはたまらないものです。 -- 名無しさん (2021-08-22 09 53 13)
https://w.atwiki.jp/orenorpg/pages/39.html
タイトル 魔界戦記ディスガイア4 ジャンル シュミュレーションRPG 対応機種 PS3 扱い メインキャラクター(ストーリーに関係するキャラクターはメイク不可。ただし、スキル等は追加で覚えることも可能)戦闘で使用可能な汎用キャラクター(仲間)は数種類の職業・モンスターの中から作成可能である。 名前 ひらがな・カタカナ・漢字・英数で設定可能。 外見 職業及び性別ごとに固定であり、それらの中から選ぶことになる。なお、職業ごとにランクがあり、ランクに応じた色が6種類存在する。 性別 職業により異なるが、男女両方ある職業と男または女限定の職業もある。 武器 武器は全部で8種類(拳・剣・槍・弓・銃・斧・杖・モンスター専用)色違い含めそれぞれの武器にグラフィックが存在する。また、モンスター型の汎用キャラクターならば数ターン武器に変身して使用することができる。その際、モンスターの種族ごとに武器種類は固定である。モンスター型の汎用キャラクターの巨大化や巨大武器に変形。二刀流も可能である。 ボイス 職業及び性別により固定。掛け声程度のものである。職業・性別ごとに3種類の中から選択可能。 性格 ボイスがそのまま性格になっている。職業・性別ごとに3種類の中から選択可能。 仲間 仲間として戦闘に参加するキャラクターのみ、キャラメイク可能 育成 ステータス・アビリティ・スキル・アイテム能力を自由に育成可能 汎用キャラクター限定であるものの、メイキング・育成の幅は広い。しかし、メイクしたキャラクターがストーリーに介入することは皆無なので注意が必要。全ての職業が汎用的なスキル・魔法を自由に選択して習得できるため、特定の職業が弱いということはない。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/9681.html
登録日:2012/07/04(水) 00 55 03 更新日:2024/07/23 Tue 09 55 38 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 ぺたんこ エトナ エトナ・ブギ エトナ様 デれないドS ドS ニャロメ ヒロイン ペチャパイ 三人組 半場友恵 悪魔 斧 槍 無いッスバディ 裏切りキャラ 貧乳 鬼畜 魔王級 魔界戦記ディスガイア 魔神 エトナ(CV.半場友恵)とは日本一ソフトウェアの魔界戦記ディスガイアシリーズに登場する悪魔である。 初代ディスガイアではフロンと合わせてヒロインのツートップを張っており、以降のシリーズや他作品においてもちょくちょくラハール、フロンと共に三人組で登場する。 ぺたんこであることを気にしていて、それを指摘されるとキレる。また、スイーツに目がなく、ゲヘナの海限定プリンを手に入れた際にはかなり喜んでいた。 野心家でドS。終始プリニー達をコキ使っている。本来仕えるべき相手であるラハールに対しても態度が悪く、喧嘩になることもしばしば。 ◇シリーズでの活躍 魔界戦記ディスガイア エトナが棺の中で眠っているラハールを起こす所からストーリーが始まる。 その際使う道具は剣や銃、ドリルなど。明らかに殺しにかかっている。全く敬っている気配が無い。 というのも、彼女はラハールではなく先代の魔王クリチェフスコイに忠誠を誓っていた。ラハールは魔王に相応しくないと考えていたのだ。が、ただの性格の可能性も高い。 悪魔的な性格が強いものの、ラハールがアラミスのペット探しを手伝わないことには強く反発した。 ディスガイア2 ラハールと喧嘩中。彼を見返そうと、魔王ゼノンを倒し魔王神の称号を得るため登場する。 ゼノンの居場所を知っていると思い込み、物語途中でアデル達の前に立ちはだかるが……(レベル1000。負けイベント。勝利すると魔神の称号+強制エンディング) その後もゼノンの居場所を掴めずにいたが、ゼノンが主催するコロシアムの話を聞きつけアデルたちの前に再登場。プリニー達を使役し優勝を狙うが、失敗。 仕方がないので優勝したアデル達に強引に付いていき、その後ゼノンと対峙。 激闘の末撃破したかに思えたが、後日ゼノンは生き延びていた事が判明。 再度ゼノンを召喚し、倒すためには魔神の爪が必要だと知ったアデル達と再開する。 素直に対応したと見せかけて偽物を渡すが、そのせいで召喚は失敗。自分が呼び出され、レベル1になってしまう。自業自得だが逆上し、以降はアデル達の仲間?として付いていく。 今作ではハナコに憧れられたり、ティンク等に恐れられたりと自身のカリスマ性を見せつけてくれる。 エトナとの戦闘時はテスタメントを奪っておくとストーリー攻略が楽になる。 ディスガイア3 2ほど暴れることはなく随分と大人しくなった(出番的な意味で)。バールイベントに乗じて1兆ヘルを盗まれたと言いがかりをつける。 ディスガイア4 後日談に登場。『異変』に便乗して魔界の大統領として君臨し、閣下や狼執事を使役していた。 ラハール殿下に劣らぬ横暴っぷりを見せ、ワガママで悪賢こいが、ラハールやマオ同様に二面性をもつキャラでもある。 ディスガイアD2 再びラハールが主人公になったのでフロンと共にメインヒロインに。服装もミニスカートから短パンに変化するなどより活発で小悪魔的な見た目に。 中盤まではいつも通り辛辣なツッコミを披露しつつ話を盛り上げるが、とある人物との出会いから彼女の出生の秘密が明らかになっていく… 以下重大なネタバレ↓ 1にて特定の条件を達成後、玉座の後ろとカウンターのドクロを調べ、階段を下りた広場の上の隠し扉の先の部屋で、彼女の日記を読むことができる。内容は自分の記憶がハッキリしていないことやマデラスから記憶を取り返したいこと、水面下でラハールを裏切っていること、ラハールの父親が好きだったこと、 そして、あのプリニーがハッキリとラハールの母親であることや、産まれてきたラハールに対して愛憎含む複雑な気持ちを持ったことまで記されている。 【エトナ編】 PSP版のみ、エトナの日記を読破してクリアすることでエトナ編をプレイすることができる。 殿下を間違って殺してしまったため主人公がエトナになる。 とりあえずプリニーに触覚を付けラハールとし、王が健在であることをアピールしつつ、本編通りバイアスやゼニスキーに喧嘩を挑む。本編よりも遥かに短い構成になっている。 フロンとはブルガノの陰謀とゼニスキーへの非合法な下し方をきっかけに何度か戦うことになる。後に、フロンから本当はラハールを誤って殺したことを悔いていることを悟られる。 マデラスとはバイアスの仲裁で再度戦う。マデラスの部下を裏切らせ奇襲することで、自分の記憶の奪還に成功。その後、黒幕のブルカノを倒す。 クリチェフスコイからのラハールを守る約束を守れなかったことに悔いるが……実はラハールは死んでいなかった!と言ったところで話は終わる。ゴードンやカーチス等人間界サイドのキャラは登場しないが、綺麗に話が纏まっている。 ちなみに二周目以降のエトナシナリオでは超魔王バールとの戦闘も可能。 また、エトナ編で日記をみると…… 以下さらに重大なネタバレの為反転↓ ディスガイアD2にて中盤から彼女の兄である「ゼノリス」という青年が登場。 エトナ自身は前述した事情により記憶を失っているため、兄という存在を完全に忘れていた。その為彼が自身の兄であると暗に示しても頑なに認めようとはせず、むしろいきなり現れて家族面をする彼を激しく嫌っていた。 また、彼女は生まれつき強大すぎる魔力をその身に宿しており、幼い頃の彼女はその力に呑まれる寸前であったらしい。 兄であるゼノリスは暴走する魔力から彼女を守るため、魔力を喰らい続ける魔界の秘宝にその力を封印。そしてその秘宝を自らの身体に取り込んで彼女の魔力を完全に封じ込めた。 魔界の中枢にて、エトナは魔界の大地に呑み込まれるゼノリスに対し勝手な兄への怒り、そして記憶に無い自分の家族への強い想いをぶつける。 そして封印された魔力はエトナの意志で彼女の身体に戻るが、その影響で彼女は昏睡状態に陥る。 彼女が目覚めるまでには1ヶ月近くの期間がかかったという。 しかし目が覚めた彼女はなぜか機嫌がよく、そのまま誰かを迎えに行くためにすぐに出かけて行ったらしい。 戦闘面では主に槍、斧が使えるが槍のイメージが強いことだろう。ストーリー面では目立つ彼女だが、強さ的には残念な所…もともとラハールに能力面で全体的に劣っており、初代では技的に剣と杖しか使い物にならないためである。しかし、2以降は普通に使える。 また専用技の一部は魔神となったハナコも使用する。 エトナEDでは専用曲のエトナ・ブギが視聴できる。 その他登場作品 ・プリニーシリーズ ・絶対ヒーロー改造計画 ・ラ・ピュセル†ラグナロック ・クロスエッジ ・ファントムブレイブ プリニーシリーズでは2作品ともで事の発端を作り、裏ボスとしても登場。プリニー2では巨大エトナ様を拝めるぞ!(本物じゃないけど) 絶対ヒーロー改造計画では謎の主人公の座を狙っている女の子に出番を喰われるため活躍は少なめ。 ラ・ピュセルではPSP版のみでの登場なので注意。 クロスエッジでは主君を差し置いてプリニーと共に参戦した。 クラシックダンジョンやレガシスタといった主人公をクリエイト(キャラクターを描く)出来るゲームでも使用可能。描くのは面倒だけどな! 追記修正しないとブッ殺ーす! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] イエス!ナイスバディ! -- 名無しさん (2013-08-18 01 17 18) 無いッスバディwwww -- 名無しさん (2014-02-20 01 36 15) ディスガイアD2の最後の次回予告を見て思い付いた突発ネタ↓ -- 名無しさん (2015-11-12 03 06 16) エトナ「ありがとう、クリチェフスコイ様、王妃様、ラハール殿下… ありがとう、フロンちゃん、シシリーちゃん、プリニー達… 次回「永久なる魔界」 ありがとう、バカ兄貴…」 -- 名無しさん (2015-11-12 03 15 30) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/koyukietna/pages/8.html
名前 コメント ディスガイア1 =解説= =プロフィール= 性別:♀ 年齢:1470才 身長:148cm 体重:40kg 3サイズ:B71、W50、H75 好き:自由に生きること 嫌い:自由を邪魔するやつ 声優:半場友恵 =説明= 今は亡き魔王クリチェフスコイの代から魔王城に仕えていて、現在はラハールの家来となっている。 クリチェフスコイを尊敬しているため、魔王になったラハールを偉大な王に少しでも近づけようと厳しくしつける。 鋭いつっこみの持ち主で、その相手が主人のラハールでも容赦がない。隙あらば魔王の座を狙うなど、ラハールをしのぐほどの野心を秘めている。 マデラスに記憶を奪われたという忌まわしい事件から、毎日欠かさず日記を付けるようになった。 =特殊技のかけ声= 「くたばりなー」「にゃろめ」「たっぷりイジメてあげる」 =コメント= ディスガイア2 =解説= 伝説の魔王ゼノンを倒し、最強魔王の称号を得るためにヴェルダイムにやってきた魔神。1473才。 すさまじい魔力の持ち主で、その実力は並みの魔王以上。 家来のプリニー達を引き連れてゼノンを探しているが、全然見つからなくていい加減飽きてきている。 ペチャパイと言われると切れるらしい。 (声優:半場友恵) =コメント= ディスガイア2でも相変わらずヒロインではない・・・。(苦笑)
https://w.atwiki.jp/makinyan/pages/44.html
配信について 魔界戦記ディスガイアをプレイ。 名前等は安価で決めるのでふるって参加のこと。 名前安価をする際にこのwikiページを見ながらだと、色々と捗るかもしれない。 放送説明文 既プレイですがあんまり覚えてないです ゲーム初見の人や配信初見の人でも気軽にコメントできる配信を目指してます 【申し訳程度の縛り要素】 転生安価縛り ステージクリアの度に次の職業が出てる味方を転生させる 転生先の職業と名前は安価で決める 配信についてのエピソード 1章の中ボスで死にまくる。 まき(コソドロ) ながたことの(ゾンビ),ながたえりか(コソドロ) ひなさまがいなくなって圧倒的に戦力が減った絶望感 安価についてのルール 満月(まき)の『安価↓』のコメントが流れてから、安価案をコメントする形。 名前安価は漢字が使えないので、注意すること。 アルファベット、カタカナ、ひらがなは使える。8文字まで。 形式としては 「職業 名前案」をコメントする。 例「魔法使い緑 MK」 転生させる職業等は満月(まき)の指示に従う。 (*随時、下記『現在の転生予定職業表』に現在転生できる職業一覧を貼り付けて更新してください。) 現在の転生予定職業表 【人型】 戦士♂ 戦士♀ 格闘家♂ 格闘家♀ プリニー 僧侶♂ 僧侶♀ 魔法使い赤 魔法使い緑 魔法使い青 ドクロ赤 ドクロ緑 ドクロ青 レンジャー コソドロ 魔法戦士 ローニン 【魔物】 ホビット ゴースト マンイーター パンプキン ブリニー ゾンビ 現在のメンバー2014/2/1 (配信見てる人いたら書き換えてください。職業面倒だったら名前だけでも可) ↓ 最新のキャラ 過去のキャラ ながたことの(ゾンビ) ながたえりか(コソドロ) やぽーん(ローニン) ひなさま(緑魔法使い) ←あや(レンジャー) ナズーリン(僧侶) ミジュマル(プリニー) ←はづな(ゾンビ) ポッチャマ(プリニー) ←さなななな うすいほん(魔法剣士) ←あかさかともみ いぬ(コソドロ) ぎょうしゃ(コソドロ) ゲーム実況配信←ゲーム実況の一覧に戻ります。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/5693.html
魔界戦記ディスガイア5 【まかいせんきでぃすがいあふぁいぶ】 ジャンル シミュレーションRPG 対応機種 プレイステーション4Nintendo SwitchWindows(Steam) メディア 【PS4】BD-ROM 1枚【Switch】ゲームカード 1枚【Steam】DL配信 発売・開発元 日本一ソフトウェア 発売日 【PS4】2015年3月26日【Switch】2017年3月3日【Steam】2018年10月23日 定価 【PS4】通常版 7,776円初回限定版 11,016円ダウンロード版 6,170円【Switch】7,538円【Steam】3,980円 レーティング CERO B(12才以上対象) 備考 Steam版国外タイトルは『Disgaea5 Complete』 判定 良作 魔界戦記ディスガイアシリーズ ストーリー 概要 システム・新要素 移植版の新要素 評価点 賛否両論点 問題点 Steam版の問題点 総評 余談 ストーリー 魔帝ヴォイドダークによる全魔界消滅の危機―― 彼の台頭により、多くの魔界が蹂躙され、その支配下に置かれていった。ヴォイドダークが率いるのは、通称“ロスト”と呼ばれる悪逆非道の大軍団。その数は、実に100億とも噂されている。 もはや彼らに逆らうものは、魔界のどこにも存在していないかに見えた・・・・・・。 しかし、魔界は広い。ヴォイドダークとその配下に恨みを持つ魔王たちが、それぞれの復讐を果たすため、静かに立ち上がっていた。 (魔界戦記ディスガイア5 公式サイトより引用) 概要 史上最凶のやり込みSRPGである『魔界戦記ディスガイアシリーズ』の第6弾(*1)。 本シリーズ、及び発売・開発の日本一ソフトウェアにとってもはじめてのPS4進出作品となっている。 ストーリーにも書かれている通り、本作のテーマは「復讐」であり、ほぼ全ての主要キャラクターが本作の黒幕ともいえる「ヴォイドダーク」やその配下に恨みを持っている。 扱われているテーマは重いものであるが、ディスガイアシリーズでおなじみのコミカルな要素やネタ要素は満載。その中で、シリアスな場面もしっかりと含まれているのも本シリーズらしさである。 システムとしては『4』ではなく、原点回帰を目指したとされる『D2』をベースとしているものが多い。 本作の新要素も複雑なものはあまり見られず、よく言えば親切、悪く言えばディスガイアらしくない落ち着いたものが大半である。 シリーズおなじみのやり込み要素は更にパワーアップしている。 PS4版リリース後約2年後にNintendo SwitchのローンチタイトルとしてSwitch版がリリースされ、その更に1年半後にはSteam版がリリースされた。 いずれもPS4版と比べ多少の違いがある。 システム・新要素 過去作に登場済みの要素は全て折りたたみとしている。新要素のみ個別に説明。 + 基本的な流れ ゲームの流れは拠点マップ(ミニ魔界)で戦闘マップを選択し、クリアすることでストーリーを進めていくことになる。 拠点マップではアイテムの購入や、議会、アイテム界などを利用することが出来る他、キャラクターに話しかけることも可能。 + 戦闘の流れ 戦闘はシミュレーションRPGらしく、配置されている敵勢力のユニットを全て撃破すればクリア。 味方はベースパネルから出撃することが出来、最大で10人(*2)まで出撃させることが出来る。 全員やられるかベースパネルが破壊された状態でマップ上の味方ユニットが全滅すると敗北となり、そのマップをやり直すか拠点マップに戻ることになる。 戦闘マップでは味方フェイズ ⇒ 第三勢力フェイズ ⇒ 敵フェイズ ⇒ 味方フェイズという流れで進行する。大抵のマップには第三勢力は居ないため、この場合は第三勢力フェイズは飛ばされる。 ユニットの行動としては移動と行動登録に分類される。移動はその名の通りマップ内を移動する行動であり、行動登録は攻撃や特殊技などの利用を登録する行動である。 最初のチュートリアルでも説明されるが本作(本シリーズ)では攻撃を選んでもすぐに攻撃されるわけではなく、全体コマンドで「行動実行」を行うまでは行動が実行されない。 行動実行を選ぶと登録された全ての行動が実行され、行動を行ったキャラクターは行動済みとなり、同一フェイズ内で新たな行動を行うことは出来なくなる。 但し、行動が不発に終わる(*3)場合には行動済みとはならない。 全体コマンドで「ターン終了」を選ぶと(登録した行動がある場合はすべて実行した後に)第三勢力フェイズ(敵フェイズ)に移行し、NPCの行動となる。NPCの行動が終了したら再び味方フェイズとなる。 当然、未行動のユニットの行動はパスされる。 範囲攻撃や特殊技などの要素がある。また、味方を攻撃することもできる。行動と移動は独立しているので、目の前の敵を殴った後逃げる、といったことも可能。また、行動前のユニットは装備の変更も可能。 + ユニット ユニットは固有キャラクターと汎用キャラクターの2つに大別される。 固有キャラクターとは主人公など固有のキャラクターであり、後述する転生で別のクラスに就くことが出来ない。 汎用キャラクターとはエディット可能なキャラクターであり、転生で別のクラスに就くことが出来る。 また、戦闘での特徴としては人間型キャラクターと魔物型キャラクターに分けられる。 人間型キャラクターと魔物型キャラクターはその性質や挙動に大きな違いがある。詳しくはそれぞれのシステムの部分で述べる。 ユニットはHP・SP・ATK・DEF・INT・RES・HIT・SPDの基本パラメータの他に、移動力や投げといった固有のパラメータを持つ。 基本パラメータはレベルアップによって増えていく。HP以外の基本パラメータの最大値は99,999,999である。 一方移動力や投げのパラメータはレベルアップによって増えることはなく、クラスによって固有の値となるが、キャラ界を利用することによって成長させることが出来る。 + 装備 人間型キャラクターの場合、武器は拳・剣・槍・斧・弓・銃・杖の7種類が装備可能であり、魔物型キャラクターの場合、魔物型武器を装備可能である。 魔物型武器はATK特化型とINT特化型の2つに分かれる。 人間型キャラクターの武器は武器ごとに射程やダメージの計算式が異なっている。 魔物型武器は射程の概念が存在せず、射程は各ユニットに依存する。 防具については3つの装備に特に制約はない。○○の鎧や○○の服などといった名称の防具を同時に3つ装備したり、同じアイテムを3つ装備したりも出来る。 装備した武器や防具によるパラメータの増加量はユニットごとの「装備適性」が影響する。具体的には増加量に装備適性を掛けたものが増加量になる。 初期の装備適性はクラスごとに異なる。戦士であればATKやDEFが高く、魔法使いであればINTやRESが高いといった特徴がある。 旧作と異なり、ユニットは武器を2つ(メイン武器、サブ武器)と防具を3つ装備することが出来る。 2つ装備出来るが、攻撃で用いるのはどちらか一方である(*4)。攻撃で用いるメイン武器は攻撃のタイミングで自由に変更出来る他、武器依存の特殊技を使う時に必要に応じて切り替わる。 + ウェポンマスタリー ユニットが武器をどれだけ上手く扱えるかを表す指標。ユニットごとに武器の種類ごとに存在する。 人間型キャラクター用の武器で杖以外の6種類のウェポンマスタリーのレベルが上がると、武器依存の特殊技を覚えることが出来る。 ウェポンマスタリーの増加しやすさはクラスごとに異なる。例えば戦士であれば槍や斧のウェポンマスタリーが増加しやすく、魔法使いであれば杖のウェポンマスタリーが増加しやすい。 旧作と異なり、魔物型武器にもウェポンマスタリーが存在する上、防具にも存在する。 ウェポンマスタリーのレベルが上がるとその武器、或いは防具を装備した時に増加するパラメータの割合が増える。 武器の場合当該種類の武器で攻撃すると増え、防具の場合は攻撃を受けると増えていく。 + 特殊技 SPを消費して行うことが出来る行動。要するに特技や魔法である。 特殊技にはレベルが存在し、利用することで上がっていく。レベルを上げると消費SPが減少していく。 特殊技には強化度が存在し、マナを利用することで強化出来る。強化すると威力が増加するが、消費SPが大きく増える。 具体的には1段階の増加で消費SPは数倍程度に増える。最初の消費SPが10の特殊技の強化度を最大の9にすると消費SPは393,660となる。 強化するのに必要なマナも指数関数的に増えていく。一人のキャラが持てるマナは一度に9,999,999までだが、強化度を8から9にするためには5,242,880のマナが必要となる。 強化度を下げることも出来る。下げた場合であっても利用したマナは戻ってこないが、強化しすぎて消費SP的に利用出来なくなった場合には重要。 前作まででは特殊技をマナを使って習得する要素もあったが、本作ではマナを使って特殊技を習得することは出来なくなっている。 + 魔ビリティー ユニットごとに持ついわゆる「特殊能力」である(*5)。 純粋に能力を高めるものから、他の味方を支援するものまで様々な魔ビリティーがある。 中には、拠点マップでの見た目を変化させるといった戦闘面で役に立たないものや、性別を反転させるといったそれそのものの意味はほぼないが、戦略として組み込める(*6)ものもある。 また、固有魔ビリティーは最大でクラスで固定されるものを除いて3個までセット出来るようになっている。 本作では汎用魔ビリティーはコスト制となっており、コストの範囲内でセットすることが可能となった。最大でコストスロットは20まで増やせるため、戦略の幅は非常に広い。 ただ、本作ではコストのスロットは最大10のものが2つで20という仕様であるため、コスト20以内であれば自由にセットできるというわけではない。具体的にいうとコスト6のスキルは最大2つまでしかセットできないし、コスト4のスキルも最大4つまでしかセットできない。 このやや複雑な仕様は『6』以降は廃止され、純粋に規定コスト以内に収めれば特段の制約なくセットできるようになった。 + 転生 生まれ変わってレベル1からやり直すシステム。 レベルはリセットされるが、転生前のパラメータが多いほど、レベル1の状態であってもボーナスが得られる。本作ではレベル1のパラメータが高ければ高いほど成長するパラメータも増えるので結果として強いユニットに育つ。 汎用キャラクターの場合は転生時に別のクラスのキャラクターになることも可能。性別はもちろん、人間型と魔物型を切り替えることも可能。 固有キャラクターの場合は別のクラスになることは出来ないが、転生そのものは出来る。 本作では様々なクラスを経験し、熟練度を高めることで転生時のボーナスパラメータが増加する仕様が追加されているため、様々なクラスを経験することで強いユニットになっていく。 固有キャラクターはクラスを変えられないが、サブクラスというシステムが用意されており、サブクラスとして設定したクラスの熟練度を高めることでボーナスパラメータが増加する。 なお、最新版では汎用キャラクターもサブクラスが設定出来るようになっているため、転生せずとも様々なクラス熟練度を高めることが可能となっている。 + 魔界戦略会議(議会) 議題を提案することが出来る場所であり、プレイを有利にしたり、様々な要素をアンロックしたり出来る。 議会を開くにはマナが必要となり、否決された場合であっても戻ってこない。 議会では議員となるユニットが存在し、これらのユニットの投票によって可決、否決が決まる。 票決する前に議員にはワイロを渡すことが出来、ワイロを渡すことで票決を有利に進めることが出来る。 議員によって好物のアイテムが決まっており、その種類のアイテムを渡すことで好感度を高めることが出来る。逆に要らないアイテムを渡すと好感度が下がり不利になることも。 否決された場合でも諦める他に選択肢がある。そのうちのひとつは旧作にもある「力ずくで説得する」である。 力ずくで説得する、とは要するに戦闘して勝つ、ということである。勝てば可決と同様となるが、負けた場合は否決ではなく、ゲームオーバーである。 ある程度やり込めば別だが、議題によってはレベル200や300の議員がいるため本編中でむやみに挑むのは危険である。 否決された場合のもうひとつの選択肢として「誠意を見せる」が増えている。 誠意を見せる、とはお金を渡して可決を狙うことである。議題によっては数十万ヘル(通貨単位)で済むが、ものによっては数億ヘル以上を請求されることも。 金額によって可決率が異なるが、こちらでも否決された場合であっても力ずくで説得することも出来る。但し否決されても支払った金額は戻ってこない。 + 戦闘での特殊システム 隣接するユニットを攻撃する際に、隣接する味方ユニットがいる場合、連携攻撃が発動することがある。 人間型キャラクターの場合、隣接するユニットを持ち上げることが出来る。 持ち上げたユニットは投げることが出来る。投げることが出来る距離は投げのパラメータによって決まっている。 持ち上げているユニットが敵の場合、次のターン開始時に持ち上げているユニットの最大HPの50%のダメージを受ける。 持ち上げ状態で攻撃した場合は「タワー攻撃」となる。タワー攻撃では一度の攻撃で持ち上げているキャラクター分の攻撃が発生するため大ダメージを与えやすい。 持ち上げ状態では一番下にいるキャラクターが攻撃を受ける状態になるので、防御が弱かったりHPの減った味方を庇うのにも使える。一方、特殊技が使えなくなり、基本的には移動もできなくなる(*7)。 魔物型キャラクターの場合は、持ち上げることは出来ないが、隣接するユニットを投げることが出来る。 味方人間型キャラクターにユニットを投げるとキャッチし、持ち上げ状態となる。 味方魔物型キャラクターにユニットを投げるとレシーブが発生し、投げられた側の、魔物型キャラクターの投げのパラメータの距離の地点に投げられたユニットを飛ばす。 向きとしては、その魔物型キャラクターの向いている方向である。そのため、斜め方向にレシーブをすることは出来ない。 魔物型キャラクターは人間型キャラクターに魔チェンジすることが出来る。 魔チェンジとは人間型キャラクターの武器に変化するシステムであり、元々装備していた武器のパラメータに魔チェンジするユニットのパラメータが多少加算される。 魔チェンジ後の武器の種類は魔物型キャラクターのクラスに依存する。 魔チェンジは3ターンの時間制限があり、時間制限を過ぎると終了し、元の武器に戻る。このとき、魔物型キャラクターはベースパネルに戻るが、出撃可能な人数は回復しない。 魔チェンジ中は人間型キャラクター、魔物型キャラクターの双方が経験値などを元の値と同じ値得ることが出来る。 なおプリニーを魔チェンジしたキャラを投げると爆発するので注意。 戦闘マップではジオエフェクトが発生する場合がある。 ジオエフェクトはジオパネルとジオシンボルによって発生する。ジオシンボルが発生源、ジオパネルが効果範囲である。 ジオシンボルがジオパネルに乗っている場合、同色のジオパネルのマスにジオシンボルの効果が発生する。 ジオシンボルを破壊すると、ジオシンボルが乗っていたジオパネルに色変化、或いはパネル消滅の効果が発生する。 色変化はパネル上のユニットやオブジェクトに最大HPに依存するダメージを与える。また、色変化を受けたジオシンボルは即座に破壊される。 マップ上にある全てのジオパネルを消滅させた場合は全消しとなり、敵に追加ダメージを与えることが出来る。 ジオパネル単体では効果はなく、あくまでジオシンボルが乗っていることによって初めて効果を及ぼす。 複数のジオシンボルが同じ色のパネルに乗っている時にはジオシンボルの効果が累積する。 + アイテム界 アイテムに存在する特殊なフィールド。 ひたすら戦闘マップを進んでいくのが特徴。 アイテム界によってアイテムのレベルを上げることが出来る。アイテムのレベルを上げると増加パラメータが増える。 アイテム界はランダムダンジョンとなっているため、挑戦する度に内部の構造が異なる。 ミニ魔界が乱入してきたり、ランダムイベントが発生したりする場合もある。 キャラ界 キャラクターの中に存在する(という設定の)フィールド。 クリアすることでユニットのパラメータを強化したり魔ビリティーを習得したり出来る。 旧作ではアイテム界と類似しているランダムダンジョンだったが、今作ではスゴロクのようなランダムフィールドとなっており、アイテム界とは一風変わっている。 リベンジモード 味方が攻撃を受けたり、味方が撃破されると各キャラクターの「リベンジゲージ」が貯まり、これが満タンになると3ターンの間リベンジモードに突入する。 リベンジモードでは、全てのパラメータが増える他、特殊技の消費SPが全て1になったり、クリティカル率が100%になったりと戦力も強化され、戦闘を有利に進められる。 なお、リベンジゲージが100%になった時点で強制的にリベンジモードに突入する。そのため、リベンジゲージが貯まった状態で温存し、任意のタイミングでリベンジモードを発動することはできない。 魔王クラスのキャラクター(*8)は、リベンジモード中に非常に強力な「魔奥義」を1戦闘で1回まで利用することが出来る。 当然味方だけでなく、敵もリベンジモードになる場合があり、魔奥義を利用可能なキャラクターの場合は魔奥義を使ってくることもある。 中盤以降はそもそも数が多い分、敵のリベンジモードになる頻度が増える。もっとも味方の場合リベンジゲージは戦闘終了後も維持されるため、味方はリベンジモードになりにくいというわけでもない。 リベンジモードになった敵は当然強力である。3ターンで効果が切れるため、交戦を避けたり、そもそもリベンジモードにならないようにしたりといった戦略もとれる。一方で、リベンジモード中に撃破した敵は、パラメータを増加させることが出来る「○○のカケラ」(○○には体力などの文字が入り、それに応じたパラメータが増える)を必ず落とすため、敵をリベンジモードにして撃破することも意味がある。 魔奥義 先述の魔王クラスのキャラクターが1回の戦闘で1度、リベンジモードでのみ利用出来る、文字通りの必殺技。 非常に強力な効果を持っているものが大半であり、戦局を一気に覆すものも。 味方も主要キャラクターは魔奥義を使える者が多い。もちろん、敵も主要キャラクターは魔奥義を使ってくる。 魔奥義はリベンジモードでないと使えない制約があるため、リベンジモードのタイミングを予想して魔奥義に備えることは可能。ただし、効果範囲が膨大だったり、敵に対して利用する効果でなかったりと防ぐのは難しいものもある。 汎用キャラクターは基本的に魔奥義は使えない(*9)が、一定条件を満たすと議会で魔奥義の習得が可能となる。 ただし、習得できるのは言ってしまえば「汎用の魔奥義」であるため、一部(*10)を除き固有キャラクターのものと比べると効果が弱い。 魔界効果 一部の魔界(マップ)において発動する特殊効果。 毎ターンキノコオブジェクト(*11)がランダムで発生したり、常に属性の耐性値が下がったりと効果は様々。 一部、味方に有利なものもあるが、大抵は敵側に有利な効果が発生する。 魔界効果はミニ魔界を呼ぶ(拠点のようなもの)コマンドを使うことでミニ魔界で設定した魔界効果で上書きすることが出来る。ミニ魔界に魔界効果が設定されていない場合は魔界効果がなくなる。 呼び出すためにはボーナスゲージを1消費する必要がある。 アイテム界で乱入者が現れた場合も魔界効果が発生する。こちらも上書き出来るのは一緒。 クエスト 特定の条件を満たすことで報酬をもらえたり、新要素が解放されたりするシステム。 特定のステージをクリアしたり、敵を倒したり、パラメータを一定以上にしたりと実績要素を兼ねているようなものもある。 本作ではクエストを達成することで、汎用キャラクターとして作成可能な職業が増える。 クエストは同時に10個まで受けることが出来、拠点に戻った際に達成報告可能なクエストがあると教えてくれたり、戦闘中クエストの対象となる相手にターゲットマーカーがついたりと便利。 魔界調査団 戦闘に参加しないメンバーで魔界を調査させ、育成が出来るシステム。 一定回数の出撃を終えると戻ってきて、アイテムや捕虜などを獲得してくれるシステム。道中で経験値を得てレベルアップもする。 調査中に新しい魔界を見つけたり、魔王クラスの悪魔と交戦したりと様々なイベントが起きうる。 ネットワーク機能をオンにしている場合、他のプレイヤーの魔界を調査することも出来る。 カレー 拠点でカレーを食べることが出来る。カレーを食べると次の戦闘でステータスが増加したり、移動力が上がったりといったメリットが得られる。 あらかじめ決められた効果を得られるカレーの他に、所持しているアイテムを用いてカレーを作成することも可能である。 所持しているアイテムといっても食材に限らず、ほぼ全てのアイテム(武器、防具なども)を利用することが可能。 オリジナルのカレーは作ってすぐ食べずに寝かすことも可能。寝かした日数(出撃回数)が多いほど有効時間が延びていく。 オリジナルカレーは使用するアイテムによってはただのステータス増加と思えない程の強力な効果をもたらすこともある。 極端な例でいえばHPの増加量が増えるアイテムをカレーに入れることでその分だけ最大HPが増えるカレーが出来上がるが、ここに修羅次元(旧作でいう修羅界)の回復アイテム(HP増加量=回復量)を入れることで最大HPが1億ほど増えるカレーを作れる。レベル1で装備がない状態だとキャラクターによってはHPが10000000倍くらいになるということである。 錬成 店では購入できないアイテムを自動で作ってくれるシステム。 対価を支払う必要はなく、戦闘を繰り返すと完成する。 完成後も自分で作成するアイテムを変えない限りは自動で作り続けてくれる。 デール(アイテム界から脱出するアイテム)なども作れるようになったため地味に便利。 修羅アイテム アイテムのアイコンがピンク色のアイテムで、修羅次元で入手出来る。 アイテムの名称などは通常のアイテムと同様であるが、性能が大幅に上がっている。具体的には通常の次元の最強の剣よりも修羅次元の最弱の剣の方が強い。 そのため旧作までと同様アイテムは40ランクあるが、実質は80ランク(修羅のランク40が最強)と考えてよい。 修羅アイテムのアイテム界には修羅次元の敵が出現する。 移植版の新要素 内容は基本的にほぼ同等だが、PS4版に収録されていた有料DLCはほぼ標準収録されている。 例外的に企業コラボもの(*12)については対象外。 PS4のトロフィーに対応する「トロフィー屋」が追加されており、実績機能の代替となっている。 Steam版ではPS4版に対応する実績機能が存在するがトロフィー屋も存在している。 ボイスは日本語・英語の両方に対応している。 敵のAIやステータスが僅かではあるが強化されており、PS4版より若干であるが難易度は上昇している。 Steam版では無視出来ないデグレードも存在する。この点は問題点で解説する。 評価点 ハードの変化による進化 PS3からPS4にプラットフォームが変わったことでマップが綺麗になった。特にこれまではエフェクトや簡素な描き込みしかされていなかった背景部分が顕著。 マップ内のオブジェクトもよく見るとしっかりと作り込まれている。 キャラクターの3Dグラフィックも表情豊か。 同シリーズのキャラクターの3Dグラフィックは使い回しが多かったが、ポーズが変わったキャラも結構ある。また、前作までよりも繊細に描き込まれている。 ただし、あくまで「ディスガイアシリーズとして」の進歩であり、他のPS4ゲームと比べてグラフィックが特筆に値するわけではない点には注意を要する。 BGMも好評。数は旧作と比べて特別多いわけではないが、最終盤の戦闘、オープニング、タイトルBGMはかなり熱い。 ハードの進化からか、1ステージに出現できる敵が増えている。最大で実に100体の敵が出現するマップもある。(*13) また、議会で議題を通せば、プレイヤーの出撃人数を10人より増やすことも可能となる。もっともこの議題は可決が非常に難しい上に必要なマナが多いため本編中では活かせないが…。 ゲームシステムの改善 リベンジモードや魔奥義といった今作追加のシステムは概ね好評。 仲間の危機に対し怒るという仲間意識は、序盤はともかく終盤まで行くと本作のテーマにマッチしている。 魔奥義は非常に強力であるが、リベンジモードでないと使えない制約があり、乱用は出来ない(一部のボスを除いて)。 魔奥義を利用すると、魔奥義の効果中、曲が変わるというのも必殺技らしい演出に一役買っている。 アイテム界は階層が無制限となった。 『D2』の「潜りきったら最初からやり直しが出来る」というシステムを改良したものといえる。アイテム神は100階毎に出現する。 クエストは分かりやすく丁寧に作られているが、クエストの依頼文などは『ディスガイア』らしい一風変わった内容やパロディネタが多い。 また、従来は人間の汎用キャラクターを増やす条件は分からなかった(*14)が、本作ではクエストという形で条件が示されているため分かりやすい。 敗北エンドを見た際にはその直前の拠点に戻るようになった。 本シリーズは敗北エンドの数が複数個あり、これまでイベントの鑑賞屋などにイベントを登録する場合敗北エンドをしたあと周回プレイをすることが要求されたが、このシステムによって1周で全てのエンディングを埋めることも可能となった。 逆に言うとわざと敗北エンドを見てその周回を強制的に終わらせる事は出来なくなっている。時期限定のイベントを見損ねた場合は注意。 エンディングは初回プレイの時のみ敗北エンドが見られるので、こちらについては見逃した場合は次回の周回まで見られない。 ゲームをクリアした後はマップを初回配置に戻すことが可能となった。 旧作においてはボスなどの特殊技を見ずに倒してしまうと、次の周で再戦するまで見られなかったため、これに対する救済だと思える。もっとも、本作ではボス限定の特殊技がほとんどないので必要性は微妙なところ。 魔物型のキャラクターに魔物投げというコマンドが追加された。 持ち上げることは不可で隣接するキャラクターを選び、射程の範囲内の任意のマスに投げることが出来る。 前作までの投げレシーブも行うことが出来る。どちらもそれぞれメリットがあり、使い分けが出来ることで利便性が増したといえる。 キャラクターのカラーを更に細かく決定可能に 特定の議題を通すと、キャラクターの3Dグラフィックのカラーを細かく設定可能となる。 これにより、より自分好みのキャラクターを作ることが出来るようになった。 主要キャラクターもカラーの変更が可能。 但し、顔グラフィックやカットイングラフィックには適用されない。これは致し方ないともいえるが。 ネットワークを使った他のプレイヤーとの連携要素が復活(Steam版以外) 『4』で存在したが、『D2』では削られたネットワークの要素が復活した。 アイテム界で他のプレイヤーの魔界と遭遇したり、マップエディットで他のプレイヤーの作ったマップを遊べたりするシステムが復活。 アイテム界での魔界の遭遇はチート屋によって強さを制御出来るようになったため、強すぎる相手に遭遇することをある程度軽減できる。 マップエディットは『4』では、オブジェクトを購入するために専用のポイントをためる必要があったが、本作ではヘルで購入可能となっているため、行いやすい。 ただし、稼ぎへの利用については対策が取られている(後述)。 また、ネットワーク機能はSteam版ではまるまる削除されている。 転生での技能承継度が最大100%になった 転生すると転生時の素質によって武器レベルや特殊技のレベルが減少するペナルティがあるのだが、本作では最も上の素質である「天才」を選ぶと100%承継(=減少なし)になった。 旧作では天才を選んでも最大で95%であり、少なくはあるが武器レベルなどが減少していたことを考えると転生しやすくなったといえる。 わずか5%の減少と思うかも知れないが、本シリーズでは後半になればレベル1 ⇒ 9999にするのもあっという間であり、転生ボーナス(*15)もあるため何度も転生することが求められる。例えば、10回連続で天才で転生した場合(途中で一度も特殊技などのレベルが増えないと仮定して)元の値から4割ほど減少してしまっていたため、結構痛手となっていた。 トロフィーのコンプリートの難易度が下がった。 前作までは、トロフィーのコンプリートを果たすには全アイテムのコンプリートが必須条件だったのだが、これが非常に運が絡んでくるために膨大な時間がかかり、結果として遊ぶ時間がないためにコンプリートを投げてしまいざるを得ないプレイヤーも珍しくなかった。(特に社会人とか) 本作はこの条件がなくなったため、遊ぶ時間が少ないプレイヤーでもコンプリート決して不可能ではなくなった。トロフィーのコンプリートをしたいのに時間がかかるせいで達成できないジレンマに悩んだプレイヤーにとっては非常に嬉しい配慮と言える。 また、アイテムコンプリートのやりこみ自体は記録屋で記録されるため、完全に失ったわけではないのでアイテムコンプリートを目指したいプレイヤーも安心されたし。 複数の魔ビリティーをセットできるようになった 今作からコストを超えない限り、魔ビリティーをいくつもセットできるようになったことでカスタマイズ性が大幅に増した。 これにより、バランス重視のユニットや、火力重視のユニットなど、まさに 自分だけのユニットや戦術作り上げる ことができる。 セーブアイコン変更機能 セーブ時のアイコンを変更できる機能があるので、2周目のデータや、兄弟などでゲーム機を共有する場合、DLCの適用状態を変える(*16)、何らかの縛りプレイ用セーブデータを区別する…など、目的に応じて変えることで、データを区別しやすくなった(*17)。 賛否両論点 アイテム界の仕様の変更 前作までは、アイテム界を1階進むごとにアイテムのレベルが1上がっていたが、本作では敵を全滅させないとフロア経過によってレベルが上がらない仕様に変更されている。これにより、従来の攻略法(*18)が出来なくなっており、アイテム育成の手間が増えた。 一応、この変更のためか、アイテム界の敵はレベルの割に弱いように変更されており、レベルアップに用いることも容易くなっている。しかしながら、そもそも、レベルアップに適しているマップ(経験値+50%のジオエフェクトが配置されているなど)がデフォルトで存在することもあり、アイテム界でレベルアップに勤しむプレイヤーがどれだけいるか、と考えるとメリットにはなり得ない。 もっとも、階層はどこまでも続く上、アイテム成長ルートを選べば5フロアに1レベルは増加出来るし、レベルスフィアやレベルフィッシュなどレベルを上げる手段はあるため、敵を無視し続けてもレベルを上げる手段がないわけではない。いずれにせよ、前作と比べ面倒になったことは否定のしようがないが。 また、本作はアイテム育成における「アイテムレベルアップに伴う敵の強化度合」が凄まじく、闇雲にアイテムレベルのみを上げていてはアイテム育成で詰んでしまう(*19)。そのため、敵全滅を回避することで敵の強化を避けてアイテム強化をせざるを得ない局面があり、仕方がない部分もある。 ストーリーの作風が変化した。 今までの過去作と比べると、王道でヒロイックな感じになっており異質である。プレイヤーによっては、違和感を感じるかもしれない。 また、「過去にキリアがなぜキリディアと別の名で呼ばれていたのか」「キリアとリーゼが絆を育む過程がキリアの口から説明されるだけで詳しく描かれていない」など、ストーリーで残された謎が多い。前作の「4」でも、こういった謎はあったが、こちらはDLCやリメイクの追加ストーリーで解明されたため、なおさらこの点は目立つ。 とは言っても、ディスガイアにストーリーを求めていないプレイヤーも少なくないので、そういったプレイヤーにとってはそこまで気にすることではない。 キャラ界の大幅な変更 『4』までに存在した「キャラ界」の仕様変更が不評。 具体的には挑戦キャラ1人で挑むスゴロクであり、道中のマス目によって装備適性が上がったり、魔ビリティを入手出来たりする。一応マスには敵が配置されており、敵との勝負ではパラメータが影響することから全くパラメータが無関係のシステムというわけではない。 スゴロクといっても、ルートはプレイヤーが自由に選べ(戻ることも可能)、ゴールする際にも出目を合わせなければならないこともない。出目をコントロールしたり、サイコロの数を増やしたりするアイテムもあるため、敵との戦闘で勝てないようなパラメータでなければゴールは簡単である。 一見するとミニゲームのような要素であり、気分転換にはなるし、従来のキャラ界と比べて特別時間がかかるといったこともない。しかしながら、「ディスガイアらしさ」はあまりないため賛否両論となっている。 一応擁護すると、『3』『4』ではキャラ界はジオパネルが存在せず、ジオブロック(*20)が大量に積まれたマップで構成されていた。そのため、同じランダムダンジョン形式でもアイテム界とキャラ界で差別化が図られていた。しかしながら、『D2』以降ではジオブロックからジオシンボルに戻ったことから、この差別化が出来なくなった(『D2』にキャラ界がないのはそのためかも知れない)。そのため、差別化のためにアイテム界とは全く異なるシステムのランダム要素のあるシステムにしたものと見られる。 マップエディットの仕様 『4』であったマップエディットが復活したが、以下の仕様が不評となっている。 自分で作ったマップでは経験値などを得ることは出来ない。 他のプレイヤーのマップは「稼ぎマップ」の場合を除いて経験値などを得ることは出来ない。 稼ぎマップを利用するための詳しい条件は伏せるが、本編クリア前に条件を達成することは不可能。というか、この条件が満たせるようになる頃には普通にレベル9999が当たり前になっているはずである。 マップエディットを使えば、簡単にクリアでき、なおかつ経験値倍率を高くするマップも容易に出来るからこその対策であろうが、「利用出来るのが遅すぎる」というのも事実である。但し、最初から使えたら使えたらでバランスブレイカーになるため、善し悪しであろうが。 但し、キャラクターの作成などの最後の仕上げ(ウェポンマスタリーや特殊技レベルなど)に利用する意味はある。もっとも、自分で作ったマップで経験値が得られないことに変わりはないが。 もっとも、自分で作ったマップをアップロードして、自分自身のIDを入力して稼ぎマッププレイをすれば経験値が稼げるという抜け道のような仕様があるが。 また、『4』と比べると「ボス設定はできない」「動くジオシンボルは設定出来ない」「ターンで自動で破壊されるジオシンボルは設定出来ない」「出撃人数の制限は作れない」「敵の増援用ベースパネルは使えない」など機能面の削除も見られる。 これらの理由からパズルステージを作るための制約が強くなってしまっている。 なお、この内でターンで自動破壊されるジオシンボルはそもそも本編にも一切登場しない(*21)ため、致し方ないともいえるが、他の要素は全て本編で出現している。 なお、後述の通り、Steam版ではオンライン機能とともにマップエディット自体が削除されたため、そもそも稼ぎマップの利用すらできない(問題点で詳述)。 固有キャラクターと汎用キャラクターの格差が大きい 具体的には、下記点において固有キャラクターが優遇されている。 固有キャラクターには専用の魔奥義があること 固有キャラクターの固有魔ビリティーは汎用キャラクターが覚えられないこと(逆は可能) 本作ではパラメータなどの特徴の違いは成長しきってしまえばほとんどなくなるのだが、魔ビリティーによる性能の違いといった埋められない差が存在する。 固有キャラクターの魔ビリティーは強力なものが多く、魔奥義も同様となっているため、それを使えない汎用キャラクターはどうあがいても固有キャラクターよりも見劣りしてしまうことになる。また、固有キャラクターによっては固有魔ビリティーが2つある(その枠とは別に固有魔ビリティーを装備出来るため、純粋に所持できる魔ビリティーが多くなる)場合があり、この時点で汎用キャラクターより優遇されている。 一方で、汎用キャラクターの固有の特殊技などは覚えられないものの、汎用キャラクターの特殊技は補助向きのものが多い。そのため、自身が使えなくてもいいタイプが多く、あまり問題ではない。 「固有キャラクターだから強くて当然」という意見もあるが、本シリーズは汎用キャラクターを作って楽しむという側面もあるため、固有キャラクター優遇のシステムには否定意見も存在する。 過去作では最終的に汎用キャラのステータスが固有キャラを上回ってしまい、固有キャラを育てる意味が薄かったという例(*22)もあったため、そうならないよう固有キャラを強化した結果なのかもしれない。 なお、それを裏付ける証拠として公式サイトのPVの中で「合体技は固有キャラクターを強くするために入れました」という旨の文章があるため、制作サイドとしては固有キャラクターを強くしたい思いがあったと思われる(*23)。 問題点 相変わらずコンパチキャラが多い 『D2』の記事でも同じ問題が挙げられているが、本作でもキャラクターにコンパチキャラ、すなわち汎用キャラクターのグラフィックを使い回したキャラクターが多い。 本作の魔物型の固有キャラクターの中でオリジナルグラフィックを持つのはウサリアのみ。他は全て汎用キャラクターのグラフィックの使い回し。 しかも、D2の時のような見た目の違い(*24)すらなく、単なるカラー違いになってしまっている。 一方で主要な固有人間キャラクターはほぼコンパチはない。 しかし、主人公のキリアのグラが明らかに「(『4』のヴァルバトーゼ+フェンリッヒ)÷2」であったり、リーゼロッタのグラが「(フロン+4のシスターアルティナ)÷2」であったり、マジョリタが4の死霊魔術師に酷似であったりと、思いのほか目新しさに欠ける。 DLC(ダウンロードコンテンツ)関連の問題点(PS4版のみ) 旧作の主要キャラクターはことごとく有料DLCとなった。 これまでの『ディスガイアシリーズ』では旧作のキャラクター(ラハールなど)がゲームクリア後などに登場する展開が多く、『1』の外伝作である『D2』も『4』のキャラが後日談で参戦した。 しかしながら、本作では旧作のキャラクターについてはDLCを用いないと誰一人として登場しない。『2』~『4』まで全ての作品において後日談で登場していたラハールでさえ例外ではない。 DLCでは、『1』のラハール、『2』のアデル、『3』のマオ、『4』のヴァルバトーゼをはじめとした歴代主人公は全員参戦するが、「普通の後日談で参戦して欲しかった」という意見は多い。 また、『4』や『D2』の時のDLCと比べると明らかにキャラクターの種類が減っており、『D2』の時と比較して新たに参戦する顔ぶれもない。グラフィックが綺麗になったことで、グラフィックを用意出来なかった弊害ともいえるが。 実際追加されるのは旧作のキャラクターが中心であり、それ以外のキャラクターは少なく、本作が初めての出場となるキャラクターはいない。 魔王プリエも前作では転生する際に、性格変更で『1』や原作に近いセリフやボイスに変更出来たが、本作では「暴虐の魔王プリエ」で固定となっている。 敢えてフォローするならDLCのキャラクターそのものはミニストーリーが付随するものが多く、旧作と比べて1キャラクター辺りとしては安くなったものが多い。 なお、価格については以後の作品でより悪い方向へと向かっていくことになるため、結果的に本作の設定はまだ良心的であったといえる。 ちなみに移植版は最初からDLCが入っているため、この点は気にしなくてもいい。 サブクラスのランク上げが面倒くさい 理由としては、経験値やマナと違って一度に複数人分のランクを上げることができないうえに、ランクが最大になっても自動でほかのサブクラスに切り替えることができないため。さらに、過剰に得たサブクラスの経験値は他のサブクラスの経験値に回せないので完全に無駄になってしまう。 サブクラスは全部で44(+DLC3)もあるのにこの仕様はかなりきつい。一度の戦闘でランクを最大にするとしても、出撃最大人数(20人分)をランク上げするとなると 940回も戦闘を行わなければならなくなる 。 一応、魔チェンジを行えば最大5人分は同時にランク上げができるが、そのうちの4人は魔物型限定である上、魔チェンジを行うこと自体も手間であるので上記よりはマシになるとはいえあまり効率が良くなるとは言えない。 一部の魔奥義が不遇 本作はステータスが一定まで達すると、ステータスアップの効果を受け付けなくなる。なので、ステータス上昇効果が主な魔奥義は完全に使い道がなくなってしまう。 この影響をもろに受けてしまうのはゴルディオン、レッドマグナス、フロンの魔奥義である。(*25)一応、レッドマグナスやフロンはステータス上昇以外の効果があるので限定的な場面ではあるがこれを生かした戦い方ができなくもないため完全な死に技とは言えないが、ステータス上昇のみしかないゴルディオンは本当にどうしようもない。 結果として、上記の三人は本来の魔奥義を捨てて他の汎用キャラクターの魔奥義を継承しがちになってしまう。本来は魔奥義を使えないキャラクターのフォローのために汎用キャラクターの魔奥義を継承するシステムなのにこれでは本末転倒である。 Steam版の問題点 ネットワーク関連の機能が削除された Steam版ではPS4版/Switch版に存在したネットワーク関係の機能が全て削除された。 具体的に言ってしまうと、記録屋の「みんなの記録」「誰かの記録」、「マップエディット」関係、友達にアイテムをあげる関係の機能、「ユーザー魔界」の機能が削除された。 特にマップエディットについてはマップエディット屋のNPCが完全に削除されたため、自身の魔界のエディットも不可能となってしまった。 削除された機能の大半はあまり大きな問題はないが、マップエディット機能が削除されたため、稼ぎマップを利用した稼ぎ方法は使えなくなった。 単純なレベリングであれば、稼ぎマップ機能よりも修羅補正が発生する修羅次元の方が効率がいいが、ウェポンマスタリーや技補正などは稼ぎマップ機能の方が稼ぎやすい一面があったため、この方法が使えなくなったのは痛いところである。当然、好きなキャラを配置して遊ぶというキャラゲーとしてある意味メインといえる遊び方もできなくなっているのも痛い。 何より、英語名だと『Disgaea5 Complete 』と銘打った本作において重大なデグレード要素があるというのも大きな問題点といえよう。 ちなみに、このデグレードについては製品のトップページには記載されず、リリース数日後にニュースページで注意事項として投稿された。 当該注意事項では「プラットフォームの違いを理由としたネットワーク機能の削除は開発初期に決定された」旨の記述もされているのだが、配信が延期された際や、リリース日が決定された際にもこの重大な発表は一切なされず、リリース後に投稿するというのはおざなりな対応……むしろ、意図的な隠蔽と言われても致し方ないのではないだろうか。 当該注意事項では、「プレイ時間2時間以内ならば(Steamの仕様として)返金も可能である」旨記載されているが、リリース数日後であるため、既に2時間以上プレイしたプレイヤーは多いと思われ、尚のこと意図的なタイミングであると邪推されても無理無からぬ事だろう。 案の定、「コンプリートじゃない」という方面で海外ファンからは不満の声も聞かれたが、そもそもネットワーク機能が最初から存在しないとさえ思えるくらいにゲーム内から綺麗に取り除かれているため、そもそも問題点として認識していないプレイヤーも少なくない。 総評 『ディスガイアシリーズ』のスタッフが離脱した中においてファンの期待と不安を背負って発売された『5』はリベンジモードや魔奥義といった新規システムはあるが、基本的には『D2』の流れを強く受け継ぐ形となっている。 『3』や『4』と比べるとディスガイアらしいぶっ飛んだ新要素や「ねこばば」に代表される裏技的要素は少なく、クエストや魔界調査団といった比較的落ち着いた新要素が多いが、新規プレイヤーにも遊びやすいシステムの追加が多く、初心者にオススメである。 一方でキャラ界の復活、修羅アイテムの追加など、旧作プレイヤーも満足できるやり込み要素は健在であり、初心者、上級者共に楽しめる『D2』の進化形ともいえる作品となっている。 移植版についても基本的にディスガイアとしてのシステム面の劣化は見受けられないが、Steam版はネットワーク機能の削除という無視出来ないデグレードがある点には注意を要する。 余談 PS4版において当初、汎用キャラクターの天使兵(女)、忍者(女)、呪術師の3キャラクターは期間限定配信であり、PlayStationPlus加入者にのみ期間限定で無料配信されていた。 2015年8月27日に特に事前の告知も(事後の告知も)されることもなく有料(200円)でそれぞれ配信された。これらのキャラクターは人気のあった汎用キャラクターであるため、期間限定配信であったことを惜しむ声が多く、再配信を希望する声が多かったため、配信そのものは歓迎されたが、一切告知はされなかった。 元々はPSV版も出す予定だったようだが、スペックの都合上断念されたようだ。 実は本作のエピローグでとあるキャラクターの経緯が語られているのだが、その内容が 遥か遠い未来で初代に繋がる ことを示唆する内容となっている。つまり本作は時系列で言えば、「ディスガイア0」と言える作品なのである。(*26)